ミニチュア練り切り「露朝顔」
夏っぽい、涼しげなものを作りたいと思い、久しぶりにミニチュアの練り切りを作ることにした。
梅雨時、初夏、夏頃のものということで、朝顔、ひまわり、梅、がく紫陽花、雨上がりの虹を作る予定。
粘土と練り切りの餡は似ているので、比較的作りやすいモチーフの一つだと思う。
最近は便利なもので、YouTubeに和菓子職人さんが作り方を解説付きでアップしてくれていたりする。普段あまりYouTubeは観ないが、こういう使い方もあるのかと、私にとっては新たな発見だった。
作りたい練り切りの動画をひたすら観てイメトレし、いざ実践!
ミニチュア作品は小さい。小さい分粘土も乾きやすい。特に冷房の効いた室内ならなおさら。
動画を観る分には、シンプルで簡単そうに見えても、いざ粘土を前にして指先でコロコロ転がすとあまり上手くいかないプロセスもあり、意外と悪戦苦闘した。
で、3日ほどあーでもないこーでもないとやって、なんとか、最初の練り切り、「露朝顔」(と私が勝手に呼んでいる)ができた。
涼しげで儚げな、あわいピンクとブルーにした。1番難しかったのは、小さな小さなツルの部分。練り切り自体を4mmくらいで作ったので、輪っかをバランス良く丸めるのが一苦労。意外と学びの多い作品だった。